そこにいる意味

私の畑は、
農薬も使わず、肥料も入れず、耕さない畑。

いわゆる雑草と呼ばれる草も
根こそぎ取るのではなく、
刈って、野菜の根本に敷いていく。

そうする事で、草は土に還り、
土の栄養になる。


でも、でもでも、

毎年この時期になると生えるこの草。

種が(黒いところ) トンがってて、
作業をしてると、お尻に刺さる。

結構硬くて、痛い。


だから、去年はとってしまった。

姿はがっちりしてるけど、根が浅いから
すぐとれる。


でも抜きながら考えた。


この植物は何?
なんで、ここに生えてるの?


そして調べたら…


アメリカ風露フウロ
という、北アメリカ原産の植物で、
肥沃な土地を好んで生えるそう。

また、ジャガイモの青カビを殺菌する効力もあったりするらしい。

http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/61/05-01.pdf


土の中を殺菌しながら、
土が豊かに育ってきたことを、
教えてくれていたんだね。


この地球では、
みんなそこにいる意味があって、


それぞれの個性や違いを認め合っていけたら

争いのない平和な世の中になると思う。


春には、こんなにかわいらしい花が咲きます。